野生のイルカと泳ぐ

御蔵島にはミナミハンドウイルカという種類の

野生のイルカが100頭以上棲みついています。

餌付けなどは一切行われていませんが昔から島の周りにいて、

島の人にとっては浜に転がる玉石と一緒。

いつもそこにあるもの”という感じだったそうです。


ということは、昔から御蔵の周りの海はイルカたちの生活の場。

イルカを見に行くときは『おじゃまします』という謙虚な気持ちを忘れずに。


またイルカウォッチングは海況とイルカの気分の影響を大きく受けます。

海況があまり良くないときやイルカの状態によっては

イルカの姿が見えないこともありますのでご了承ください。


では、イルカたちが見えたときのイルカウォッチングはこんな感じです。

所要時間 約2時間↓↓↓↓↓

STEP1

宿にお迎えが来て、港へ下ります。

港でガイドさんから

注意点を聞きます。

STEP2

さあ海へ。

みんなでイルカを探します。

どこかなぁ〜?

STEP3

イルカ発見!!

驚かさないように

足からそーっと入ります。

STEP4

水中ではなるべくイルカの行動を妨げないよう観察させてもらいます。

「静かに水に入る」「イルカに触ろうとしない」「イルカを追いかけない」のルールを守って泳ぎましょう!

STEP5

イルカが行ってしまったら

船にあがってまた探しに行きましょう!


STEP6

最後はイルカたちに感謝して

港へ帰りましょう!!

【エコツーリズム】

自然、歴史、文化といった観光資源を守りつつ、

地域経済を活性化することを目的とし、

「地域住民」・「観光客」・「業者」・「行政」・「研究者」が

一体となって協力し、目的達成を目指す観光形態です。



【御蔵島のエコツーリズム】

私たちの子供や孫、その先の世代までずっと

この野生のイルカに会える貴重な環境を大切に守っていきたい。

そんな想いから御蔵島でのイルカウォッチングにはさまざまな

規制が設けられています。

 ● 1日に出港できるウォッチング船の数を30隻までとする。

 ● ウォッチング業者は必ず東京都認定自然ガイド資格を有してなければならない。

など、この他にも御蔵の業者で取り決めた自主ルールをみんなで守りながら

イルカウォッチングを行っています。

御蔵島でのイルカウォッチングはエコツーリズム事業として行われています。

エコツーリズムとはどのようなものでしょう?